リフォームをしたいのだけれど、どこのリフォーム会社にリフォームを頼んだらいいのかわからない。そのような悩みはありませんか。
実際に探すとリフォーム会社は数多く存在します、その中からどのようにして自分に合った会社を探せばいいのでしょうか。
何しろリフォームは出来上がりを見てから商品を買ってくる訳ではなく、契約をしてからの作業で家がどのように変わるのかわかりません。
リフォーム会社によってはリフォーム費用を値切ることで、手抜き工事をされる場合もありますし、リフォーム会社の言いなりで作業してもリフォーム費用の予算があるので、予算からはみ出したてリフォーム工事は出来ません。
そこでリフォーム会社を選ぶときに気を付ける3つのポイントを紹介します。
リフォーム会社を選ぶ 名前やイメージでは選ばない
リフォーム会社を選ぶときに、会社の名前やイメージだけで選んでしまうことはありませんか。実際にリフォーム会社の名前やイメージだけで選んでしまって、後で後悔するのも少なくありません。
例えば大手で有名だから安心というわけではなく、広告などでよく見るような大手でも自分にあったリフォーム会社とは限りません。
また、組合員や協会の会員のリフォーム会社だから安心というわけでもありません。
あくまでも組合や協会の一員であって、やはり自分に合ったリフォーム会社とは限らないのです。
リフォーム会社をネームバリューや、会社名から受けるイメージで選んでも、自分に合ったリフォーム会社とは限りません。会社の外面からだけでは本当に自分に合っているかは判断がつかないのです。
リフォームは会社名やイメージでやるものではなくて、あくまでも会社の中身で自分に合ったリフォーム会社かどうか判別しましょう。
リフォーム会社を選ぶ リフォーム費用に定価はない
リフォームには一般的な商品と違って、定価は存在しません。
もちろん、「システムキッチンのメーカー希望小売価格」などはありますが、あくまでもリフォームで使用する設備の値段です。
リフォームにはその値段の上に工事費などが追加されますので、ユニットバス工事の定価は○○円というような定価はないのです。
たとえば今はキャンペーン中につき、特別に当社通常価格から○%オフします!などのセールストークはあまり信用しない方がいいでしょう。
もともと100万あればできるリフォームの通常価格を200万にして、
そこから、キャンペーン中につき、50%オフで今なら100万円で工事が可能ですという場合もあるのです。
リフォーム会社が提示する価格は、けっして「定価」ではなく、それぞれのリフォーム会社が独自でつけた価格なのです。
リフォーム会社を選ぶ チラシの内容をうのみにしない
リフォームに関するチラシが毎日のように自宅のポストにたくさん入ってきませんか。
このチラシが実はリフォーム会社を見極めるための目を磨いてくれますので、チラシはすぐには捨てないで、じっくり見て勉強してみましょう。
その中でも格安激安を前面に出し、短い期間で大量に投函してくるリフォーム会社は、注意したほうがいいでしょう。
あと、チラシに掲載されている価格表記「○○円~」というは、最低価格を示しているだけなので、書かれているパックのみの金額で、リフォームするにはいろいろとオプションを付ける必要があります。そのためリフォーム費用はずいぶん多くなります。
そこで、チラシを見るポイントの一つは、まずはリフォームの値引き額に気を付けることが大事です。リフォームには定価や相場がありませんから、なかなかリフォーム費用の相場はわかりません。そのような中で値引き額とうたっていても、元の金額が適正価格なのかわかりません。
たくさんのリフォームのチラシを見ていると、商品の値引きと工事費の関係や、最新のデザインや、品番が微妙に違っているもの、また値引きが大きい商品はどんな商品かなど、いろいろわかってくると思います。
実はリフォームの設備で品番が少し違うだけの小さな差で、商品の新旧が分かれる場合もありますので、小さな文字や品番にも注目してみましょう。
チラシに掲載されているリフォーム工事事例で、同じ内容でリフォームをしたいと思っても、まったく同じ金額になりません。
それは、家ごと、またリフォームの現場ごとに状況などが変わってくるので、リフォーム金額が違ってきます。
リフォーム業界は価格競争の厳しい世界です。
「企業努力」のひと言で片づけられるほど、コストダウンしてリフォーム費用の値下げはカンタンではないはずです。
リフォーム会社の特徴を知る
リフォームを頼むリフォーム会社にも得意としている分野があると知っていますか。
当然のことながら、リフォーム会社のタイプが違えば得意分野も違ってきます。
せっかくリフォームを頼んだのにそのリフォームは実は苦手というリフォーム会社に頼んでしまったのでは、得意でないリフォームをさせてしまい、リフォームを失敗してしまっては大変です。
1. 地元の工務店や大工さん
地元の工務店や大工さんは仕事が住宅建築ですから、家の増改築や構造にかかわることなら大得意です。また地元なのでそのあとのメンテナンスなども任せられます。
不得意なのは鉄骨住宅の増改築などは不得意としているようです。
2. 住宅メーカーやゼネコンなどが母体
住宅メーカーやゼネコンが母体なので、大規模リフォームが得意分野です。
以前は自社物件のリフォームを専門に扱うケースが多かったのですが、近年では他社物件でもリフォームに対応してくれます。
リフォーム工事の規模が大きくなりがちで、リフォーム費用が高めになることもあります。
3. 電力会社・ガス会社が母体
かなり専門性のあるリフォーム会社になります。
オール電化にするとか、給湯器を替えるとか、その専門分野に関連するリフォームは得意分野です。
専門的になりますので、建築系業者が最大のお得意様となっています。
4. 内装・塗装をおもに扱う
壁紙を張り替えたり、壁を塗り直したりという専門分野で大得意としています。
建築系業者が最大のお得意様なので、一般顧客にとっては「専門分野だから安い」とはかぎりません。
5. 住宅設備メーカー系列
基本的には「自社製品の売り込み」も兼ねています。
メーカー自体だけでなく、家電量販店やホームセンターなども参入してきており、自社で販売している商品を使って、リフォームを行います。
設備交換がほとんどで、間取り変更などの大型リフォームは行っていません。
リフォーム会社を選ぶ気を付ける3つのポイントのまとめ
リフォーム会社を選ぶ上で気を付ける3つのポイントを紹介しましたがどうでしたでしょうか。以下の3つに気を付けてリフォーム会社を選んでください。
名前やイメージで会社を選ばない
リフォーム費用の値引き率を押している会社は選ばない
チラシに書かれている金額をうのみにしない
十分気を付けて、自分に合ったリフォーム会社を選んでください。
それとリフォーム会社の得意分野もよく考えて、リフォーム会社を選びましょう。
リフォーム会社が不得意のリフォーム工事を請けることは、リフォームの質にもかかわることですし、失敗してしまう可能性もあります。
リフォーム会社を選ぶポイントと得意分野を考えながら、自分に合ったリフォーム会社を探していきます。
自分に合ったリフォーム会社を見つけられたら、ずっとおつきあいできる会社になるかもしれません。