中古の物件を購入した場合に、リノベーションをするのか、リフォームをするのか考えると思います。

リノベーションは規模の大きい改修工事になりますので、価格は高めになります。

リフォームは工事として規模が小さくなりますので価格は安くなります。

 

ではどちらを選べばいいのかポイントをご紹介します。

 

使い勝手が良くなればよい場合はリフォームを選ぶ

 

リフォームとは、住宅設備の入れ替えなど、比較的小さい工事で、今までの使い心地を保つため、新しくするものです。

例えば、古くなったトイレや洗面台、ユニットバス、キッチンの入れ替えで、使い勝手を向上させたいのならリフォームです。

 

リフォームは家全体を一度に工事しないで、気になる部分から個別に着手していきますので、工期も1日~5日と短期で済みます。

そのため、工事期間中の住み替えが必要になることはほぼありません。

 

 

住まい方から変える場合はリノベーションを選ぶ

 

中古住宅をライフスタイルに合わせて、家全体の大きな工事をして作り替える場合はリノベーションになります。

 

リノベージョンは家の基礎自体をそのまま残して、全体を変えていくので、建て替えとは違います。

 

リノベーションでは、家の住まい方や、生活そのものに直結するだけでなく、既存の建物をどのように活かすかといういわば「制約」があります。

 

リノベーションは新たな生活のスタイルに寄り添いながらも、既にある建物に変化をもたらすものですから、大胆ながらも慎重を期する必要があります。

 

リノベーションで余りにも要求が高いと、安全性と希望との綱渡りをすることにつながるかもしれませんので、「80%の満足度」を目指して、手を入れられるところと入れられないところの理解を深めるよう、リノベーション業者と相談してください。

 

リノベーションは工事期間が長くなり、家全体を改修工事するため工事の規模も大きくなるので工事中の仮住まいへの住み替えの期間も必要になります。